

昨年の「無線と実験5月号」の特別付録にアコースティクリヴァイヴのオーディオ接点クリーナー
のサンプルがついていたのを思いだし、ヘッドフォンの延長コード等のプラグやジャックに使って
みました。
この手のものは昔色々試したので、いささか食傷ぎみでしたが、ソニーのヘッドフォン買ったので
1年もほったらかしていたサンプルを試してみました 。
高域の詰まった感じがなくなり、より自然な音になり気をよくして買ってしまいました。
無線と実験の広告ではECL-100(100mL)が¥14,000だったので高いと思いましたがアマゾンで
50mLのECL-50が¥9,000で出ていたので買ってみました。
今後、真空管ソケットやレコードのカートリッジの端子などに使ってみようと思います。
これまで、サンスイのトランジスタ回路用のST-32というトランスでテレビのイヤホン出力をラインに
変換していました。しかし、今ひとつ納得がいかないので、大昔、今思えば何のために買ったのか
覚えていませんが、タムラのA-4734をST-32の代わりに使ってみました。
イヤホン端子側を16Ωで受けて、ライン側は10kΩでアンプに送り出しています。
ライン側は一応10kΩの抵抗を入れてあります。
(下の写真は他からお借りしました。)
とりあえずバラック配線で繋いで試聴してみました。ST-32とは雲泥の差で音が改善されました。
高域がしっかり出ながら音が太くなり、全体的に聞きやすい音になりました。低域ももの凄く締まった
音とふくよかな低音がちゃんと楽器によって出るようになりました。
音楽だけでなく、普通の番組も人の話し声などかなり臨場感が向上したと思います。
ソニーのヘッドフォンをかなり昔に買ったJVCの延長コード3mでプラグ変換器を介して
聴いておりましたが、マランツのレシーバーにしてからソニーのヘッドフォンを標準⇒ミニプラグ
の変換プラグで直接マランツにつないで聴いてみたら、直接の音が鮮明で驚きました。JVCは
経年劣化したのでしょうか。
視聴位置の関係から延長コードは必要なので下のケーブルを買ってみました。
直接アンプに繋いだのとほぼ区別できない音質になりました。
私が今でも時々聴いている天地真理のLPです。
数えてみたら、計7枚の天地真理のLPを持っています。学生時代に購入した物です。下の
ギフトパック盤には大きなポスターが付いていました。下宿の部屋の壁に貼っていたのは
言うまでもありません。ちなみに、シングルレコードは1枚も買っていません。オーディオ
マニアとしてはLPの方が音が良いと信じていたからです。
写真は他からお借りしました。
ファルセットボイスによる伸びのある高音は評価する人が多いと思います。私はこの他に
ビブラートのかけ方に魅力を感じています。この優しいビブラートが母性的な印象も感じさせ
子供にも人気があったのではと思います。
勿論、同世代の学生であった私には「アイドル」でした。ディナーショーにも1度行きました。
今でも、これらのレコードを真空管アンプで聴くと懐かしさで心地よい時が過ごせます。
最近では、ネットで当時の映像にCDの音声を合わせたyoutubeの映像が多数出ており
PCでも楽しんでいます。当たり前ですが50インチのTVで見ると悲惨な映像になってしまうので
PCで画面を縮小して見るのが良いです。
少し期待して読んでみたのですが、何か小説でも読んでいる感じで100ページを超えたあたり
で読むのを中止してしまいました。
もう少し、注釈でもよいので物理の具体的内容も書いて欲しかったと思います。
読み物としては当時の物理学者の様子はよく書かれているとは思いますが.....。
天地真理と同時期に購入した南沙織のLPです。これもポスター欲しさに買ったのを思い出します。
(写真は他からお借りしました)
私が浪人していた1971年に南沙織が「17才」でデビューしたのですが、私は受験の重圧から
逃れるため、よく予備校をサボってパチンコ屋に通っていました。パチンコ屋でよくかかっていた
のが「17才」でした。
しかし、ほぼ同じ時に出た平山三紀の「真夏の出来事」もかかっておりました。
両方共アップテンポの曲で、パチンコに熱中しているとどちらの曲かわからなくなったことも
ありました。
「軍艦マーチ」、「17才」、「真夏の出来事」、妙な組み合わせです。
結局、南沙織のLPは2枚しか買いませんでした。
写真は私のデスクトップで使用しているオーディオシステムです。
一番上の秋葉原の秋月電子のキットAKI.DAC-U2704です。かなり以前に作った物です。
いまいち音が(悪くはないのですが)「納得」できなかったので、一番下の写真の
EDIROL UA-3FXにもどして聴いておりました。
(写真は全て他からお借りしました)
「情熱の真空管アンプ」等の本も出されている木村哲さんがネットでAKI.DACには
ローパスフィルターがついていないことを発表されて、RCとLCの2種類のAKI.DAC用の
フィルターのつくり方を書いておられたのを最近私は知りました。
そこで、早速昨日手持ちの部品でRC型のローパスフィルターを作って現在視聴中です。
上の写真は20年くらい前に作ったキットで三栄無線のSA-523で6BX7シングルアンプです。
最近デスクトップ用に復活させております。真空管は付属のものではなく、今はボタン
ステムのRCA6BX7とNECのグリーンシリーズの12AX7を使っています。6BX7と12AX7
の電源用のケミコンは350V470μFをパラって増量しています。また、全てのケミコンに
小容量のフイルムコンをパラってあります。
スピーカーは家内が使っていたSONYのミニコンポDHC-MD515の物です。
ヘッドフォンを使うときはUA-3FXも使います。
天地真理のダウンロードした映像の音声は大体125kbpsと最近は190kbpsくらいの
ビットストリームのものが多いです。CDの44.1kHz×16ビット 約706kbpsと比べると
物足りませんが、上記のシステムで聴いている分にはさほど不満は感じません。
パソコン画面の映像と合わせて、十分天地真理ワールドに浸ることができます。