完成したCR無帰還ライントランス出力のプリアンプを土日で視聴しました。
パワーアンプはソブテックの2A3ppの無帰還全段トランス結合アンプです。
2A3はカナダマルコーニのJAN2A3を持っていますが、電源の電解コンデンサを少し非常識
な量に増やしたのでソブテックに変更してあります。
マランツ#7プリとウイリアムソン型パワーアンプの高帰還形アンプとの違いを聴いてみました。
高帰還形は比較的新しい録音のレコードやCDなどのデジタル音源に合っている気がします。
(長い間テレビの半導体アンプの音に聴き慣れてしまっているからでしょうか)
無帰還形に言えるのは、古い録音の名演奏と言われるレコードに聴き入ってしまうところでしょう。
これは、かって佐久間駿氏の館山のコンコルドで聴いたシゲティの無伴奏を思い起こさせる音です。
土日で聴いたレコードはシゲティ、リパッティ、カザルス、フルトベングラー、セゴビアなどなどの
古い録音の物ばかりを次々に聴いてしまいました。
どちらが良いということでなく、音源によって使い分ければ良いのではと思います。